先日、5月17日に尾道市のなかた美術館さんで、
苔玉ワークショップを開かせていただきました。
「植物×Books」という、絵画の中の植物、植物そのものがモチーフだったり、
風景の中に描かれていたりなどなど、絵画の中で表現された植物と、
文学に登場する植物を対峙させて展示する、という、とても面白い展覧会の開催に
合わせてのワークショップでした。
苔も古くは万葉集のなかで、詠われています。
そのビロードのような緑は見ていてとても心落ち着き、
ルーペで拡大してみると、まるで森のような風景が眼前にひろがり、
しばし驚かされます。
当日は、まずは美術館の庭園に生えている苔の観察に始まり、
好きな植物を選んでの苔玉づくり、
そして、その後は学芸員の方に解説していただきながらの展覧会鑑賞、と
苔や植物の世界に存分に浸った1日でした。